iPhoneバッテリー訴訟でバッテリーリサイクルプログラムの中止を求める要請

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バッテリーが劣化したiPhoneで処理速度が低下する問題に対し、米国などで45件にもおよぶ多数の集団訴訟が起こされています。

そのようななか米国のDiCello Levitt & Casey法律事務所はAppleに対し、通常のバッテリーリサイクルプログラムを中止し、交換後の古いバッテリーを保存するよう要請していることが分かりました(9to5Mac)。通常の手順では廃棄されることになる交換後のバッテリーを保存し、訴訟の証拠となるデータの収集に役立てたいという考えのようです。

The Plaintiff in [Harvey v. Apple Inc yesterday] filed a motion seeking a preliminary injunction requiring Apple to suspend its battery recycling program, and maintain and preserve any data it collects through diagnostic testing in order to protect the claims of all affected consumers.

原告は、Appleがバッテリーリサイクルプログラムを一時停止し、影響を受けたすべての消費者の主張を保護するために、診断テストを通じて収集したデータを維持し保存するよう求める予備的差し止め命令の申し立てを提出した。

その他の主張は他の訴訟と似通っていて、顧客が予期せぬシャットダウンを起こす欠陥や、iOSのアップデートによって劇的に減速することを知らずにiPhoneを購入したことで経済的な損害を受けたと説明しています。

なお要求はあくまでもリサイクルプログラムの中止を求めているもので、バッテリー交換の中止を求めているものではないとのこと。

古いバッテリーが重要な証拠とみなされ、今後の法廷闘争の行方を握ることになるのか注目です。

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