「Ansible 2.0」がリリース - 互換性を確保しつつPlaybookの解析・エラーレポート等が強化される

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構成管理ツールAnsibleのメジャーバージョンアップ版「Ansible 2.0」が正式にリリースされました(公式ブログHacker News)。AnsibleはPythonで記述された最近人気の構成管理ツールで、最新版のソースコードを公式サイトよりダウンロードすることができます。

Ansible 2.0では、Playbookの構文解析・エラーレポートモジュールの大部分が新たに書き直されるなど、大規模なリファクタリングが行われていますが、以前のバージョンと後方互換性を保つことをめざして開発が行われています。

Ansible 2.0の新機能としては、Playbookに例外の概念を導入し、タスクの障害対応を簡単化する「Task Blocks」の導入や、Playbookの解析・エラーレポートの改善、動的なインクルードを可能とする「Dynamic Includes」の導入などがあげられています。

また新しい実行ストラテジープラグインとして従来の"リニア"ストラテジに加え、"フリー"ストラテジが追加され、各ホストが他の全てのホストの結果を待つことなく、可能な限り迅速にタスクのリストを処理することが可能となっています。

モジュールでは、OpenStackを管理するモジュールの追加や、Amazon Web Services用モジュールの改良、VMware環境の設定・管理機能の改良、Windows環境の管理機能の拡大、Docker関連機能の改良なども行われています。

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