同期速度が2倍になった「BitTorrent Sync 1.2」。開発者向けベータAPIも公開

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BTSync

BitTorrentより、P2P技術を使ったファイル同期ソフトBitTorrent Syncの最新版1.2が公開されています(Introducing BitTorrent Sync 1.2 | The Official BitTorrent Blog公式フォーラム)。現段階では自動更新がオフのため、更新する場合は手動でファイルをダウンロードしてインストールしてください。

BitTorrent Sync

正確なバージョンは「1.2.67」となります。

1.2で2倍高速に

1.2の変更点は以下の通りです。

  • 同期速度が2倍高速になった。BitTorrent Syncはもともとサーバーを介さないので、Dropboxのようなサーバー型同期サービスと比較すると高速に同期できることが売りでした。1.2では高速化に磨きがかかり。LANでは90MB/sの速度で同期可能に。10GBのファイルを2分以下で転送できるということなので大容量のファイルでもストレスなく同期できそうです。
  • iOS7とiPadとの同期。iOS 7風のデザインになり、iPadネイティブアプリも追加。

着実に進化していることが分かります。

開発者向けベータAPIも公開

さらに「BitTorrent Sync Beta API Now Available to Developers」によると、開発者向けベータAPIの提供が開始されたようです。

NewImage

APIを使ってできる主要機能は以下の通り。

  • 選択されたファイルだけの同期。同期時にフォルダー全体か選択されたアイテムだけかを選ぶことができる。
  • UIレスモード。デフォルトUIを使わずに同期機能を組み込むことができる。
  • Encryption Secrets。新しいsecretsはリモートサーバー上に全てのフォルダの暗号化コピーを格納することを可能にする。プライベートクラウドを構築することが可能に。

APIを使用したい場合開発者登録を行い、developer keyをゲットすることが必要です。

現在アプリに同期機能を埋め込む場合、iCloudやDropboxなどのAPIを利用することが多いと思いますが、BitTorrent Sync APIが正式公開されれば強力なライバルになりそうです。

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