グッバイGNU Libreboot

S 20170106 90123

オープンソースのBIOS/UEFI互換プログラム開発プロジェクト「Libreboot」が、GNUプロジェクトから外れることが、Richard Stallman氏のメールより明らかとなりました(Phoronix)。

昨年Librebootの開発者Leah Rowe氏が、GNUプロジェクトからの撤退を申し出た際、GNU側はGNUプロジェクトとしての存続の可能性を模索していたようですが、結局Stallman氏はGNUからLibrebootを削除すると決定を下した模様。

Stallman氏は理由を以下のように述べています。

We have decided to go along with the former GNU maintainer’s wishes in
this case, for a combination of reasons: (1) it had not been a GNU
package for very long, (2) she was the developer who had originally
made it a GNU package, and (3) there were no major developers who
wanted to continue developing Libreboot under GNU auspices. Given
these circumstances, to continue development of Libreboot within GNU
would not be useful, so we are not going to do so.

「(1)GNUパッケージでなかった時間が長く、(2)(撤退を申し出た)彼女はもともとLibrebootをGNUプロジェクトとした開発者で、(3)GNUの支援の元Librebootの開発を続けたい主要な開発者が存在しない」ため。

なおLibrebootの開発者Leah Rowe氏は、FSF/GNUがトランスジェンダーを理由に人を解雇したため、GNUプロジェクトからの撤退を申し出たと主張しており、事実かどうかをめぐり大きな論争が起こっていました。状況は本の虫にも詳しくまとめられています。

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