Wine 2.21開発版がリリース - Indirect Draw、ARM関連の作業が進む

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Wine開発プロジェクトは11日(現地時間)、2週間に一回定期的にリリースされている開発版Wineの最新版v2.21をリリースしました(公式ニュースPhoronix)。

WineはLinuxやMacでWindows用のプログラムを動作させるためのソフトウェアで、開発プロジェクトは現在、2017年末から2018年初頭の公開を目指して開発が進められている「Wine 3.0」に向け、開発版で新機能の追加を積極的行っています。

v2.21では、GdiPlusのメタファイルのサポートの追加や、Direct 3DのIndirect Drawのサポート、ARM関連の呼び出し規約の修正など、以下に示す変更が行われています。

- Still more metafile support in GdiPlus.
- Indirect draws support in Direct 3D.
- Calling convention fixes on ARM.
- Improved serial port detection on Linux.
- Services fixes on WoW64.
- Better DPI scaling in the Shell Explorer.
- Various bug fixes.

変更点の詳細はリリースノートで確認可能です。

S icon タイトル Wine 開発版
公式サイト https://www.winehq.org/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/7034-wine-development
説明 WindowsAPIをエミュレートしてWindowsアプリを実行するソフトウェアWineの開発版。Linux/Macに対応。
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