Microsoft、Windows 7用のマンスリーロールアップKB4088875でネットワークアダプタに関する問題が発生することを認める

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Microsoftは先日、月例アップデートの一環としてWindowsの各バージョンに更新プログラムを公開しました。このなかの一つであるWindows 7 SP1/Windows Server 2008 R2 SP1用に公開されたKB4088875をインストールすると、ネットワークアダプターに関する問題が発生することが明らかとなっています(Softpedia)。

MicrosoftはKB4088875のKBドキュメントを更新し、既知の不具合の項目として、以下のような内容を追加しています。

A new Ethernet virtual Network Interface Card (vNIC) that has default settings may replace the previously existing vNIC, causing network issues after you apply this update. Any custom settings on the previous vNIC persist in the registry but are unused.

デフォルト設定を持つ新しいイーサネットvNICが既存のvNICを置き換えるため、アップデート適用後にネットワーク問題を引き起こす。前のvNICの設定はレジストリに残っているが使用されない

これに対するワークアラウンドとして「Convenience rollup update for Windows 7 SP1 and Windows Server 2008 R2 SP1」に含まれる「Known issue 1」を適用する方法が提案されています。

さらにネットワーク関連の不具合として以下のような問題も存在します。

IP address settings are lost after you apply this update.

アップデート適用後IPアドレス設定が失われる

こちらの問題には現在のところワークアラウンドが存在せず、次回リリースで解決作が提供される予定です。

KB4088875には他にもいくつかの不具合が存在するようで、SMBサーバーのメモリリークや、特定の条件でStopエラーが発生する問題などがリストアップされています。

なおWindows 7用のマンスリーロールアップでは、適合するアンチウィルスソフトがインストールされていない場合、アップデートが提供されない仕様となっています。

詳細は以下の記事でご確認ください。

https://softantenna.com/blog/windows/no-antivirus-windows-7/

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