Apple、macOS CatalinaのUSB 2.0の不具合を修正するもmacOS Big Surはまだ

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Appleが先日公開したmacOS Catalina 10.15.6で、2020年モデルのMacBook Air/Proで発生していた、USB 2.0の不具合を修正していたことがわかりました(MacRumors)。

この不具合は、2020年モデルのMacBook AirとMacBook Proで報告されていた、USB 2.0対応アクセサリがハブやアダプタ経由で正常に動作しなくなるという問題です。問題が発生すると、USBアクセサリの接続が失われたり、フリーズしたり、完全に動作しなくなったりというさまざまな症状が現れ、SMCのリセット、セーフモード、ディスクユーティリティの修正等の対処方法を実行しても解決できなかったとのこと。

唯一の修正方法はUSB-Cハブの代わりにThunderbolt 3ハブを使用するという受け入れがたいものでした。

macOS Catalina 10.15.6のリリースノートには「特定のUSBマウスおよびUSBトラックパッドとの接続が失われる場合がある問題を解決」という項目が含まれていて、この不具合が修正されている模様です。Appleはマウスとトラックパッドだけに言及していますが、実際はキーボードやその他のアクセサリを含むあらゆる種類の問題が修正されているそうで、具体的なレポートはRedditで確認可能です。

ただし現在この修正は開発者向けプレビュー版が公開されているmacOS Big Surには適用されておらず、修正が適用されるまでmacOS Big Sur環境ではUSBの不具合が発生する可能性が残されています。

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