iOS 13とCatalinaがなぜこんなにもバギーなのか

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Appleが今年公開したiOS 13とmacOS Catalinaには多数の新機能が追加されました。なかでもmacOSでは、32bitアプリの廃止や、iTunesの置き換えなど、従来のmacOSとの互換性を破壊するような変更も加えられています。

このため、これまでになく不具合が多いリリースとして不満を訴えているユーザーも多いようで、この理由をAppleのソフトウェアエンジニアとして18年働いたDavid Shayer氏が分析しています。

同氏は以下の6つの理由をリストアップしています。

  • 過剰な機能リストでスケジュールチキンが発生する: マネージャーがスケジュールの遅れを認めず開発者が時間内に完了できない可能性のある作業を続ける。
  • クラッシュレポートはクラッシュしないバグを識別できない: 組み込みのクラッシュレポート機能では、クラッシュが発生しないタイプのバグを報告できない。
  • 重要度の低いバグが選別される: リリースが近づくにつれ重要度の高いバグの修正のみが行われるようになる
  • レグレッションは修正されるが古いバグは無視される: iPhone 11のような特別な注意を集めている製品の不具合はすぐに対策されるものの、以前から存在するバグは無視される傾向。
  • 自動テストが控えめ: バッテリーやSafari以外の分野でAppleは手動テストに大きく依存している。
  • 複雑さが増した: ハードウェアやサービスの増加によりエコシステムの複雑さが増加している

同氏はAppleがiOS 13.0のリリース前にiOS 13.1をアナウンスしたことを例にとり、Appleが今後この問題に適切に対処することを期待するとまとめています。

tidbitsのコメント欄には、macOSは毎年更新する必要はないとの意見も書き込まれており、年一回のメジャーバージョンアップのスケジュールを見直す必要があるのかもしれません。

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