MacBook Pro 2011のGPU訴訟がさらに発展、対象地域の拡大と意図的な欠陥隠しを問題視する

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MacBook Pro Early 2011/Late 2011モデルのGPUの不具合に関する訴訟の進捗状況が明らかになりました(AppleInsider)。

訴訟を担当するWhitfield, Bryson & Mason LLP法律事務所は、原告のメンバーにメールを送信し、訴訟の対象となる地域がCalifornia、Colorado、Florida、Illinois、Indiana、Puerto Rico、Vermontに拡大した事、Appleが行った意図的な欠陥隠しが申し立てに含まれることになった事などを説明しています。

ソフトウェアアップデートで対処しようとした?

気になる意図的な欠陥隠しとは、2011年の初期から後期にかけてリリースされたソフトウェアアップデートのことらしく、以下のように説明されています。

Specifically, we allege that between early- and late-2011, Apple released a software update that dramatically reduced the graphical performance of the GPUs in order to prevent them from reaching temperatures that would cause the GPUs to effectively self destruct

「2011年の初期から後期にかけてAppleは、GPUが自己破壊を引き起こす温度に到達するのを防ぐために、グラフィックパフォーマンスを劇的に減少させるソフトウェアアップデートをリリースした」とあります。あえてパフォーマンスを低下させて発熱を防ぐようなソフトウェアアップデートがあったのか…もはや記憶にないという方も多いかもしれません。

Files www wbmllp com news class action filed against apple for defective 2011 macbook pro laptops 022 First Amended Complaint pdf

気になるので訴状を検索してみると、2011年3月21にリリースされた、OS X 10.6.7 Updateを指しているようで、当時SlashGearなどでは、GPU関連の不具合を修正するアップデートと説明されています。

このソフトウェアアップデートの時点でAppleがGPUの不具合をすでに認識していたのかどうかが今後の争点の一つになるのでしょうか。

今後のスケジュール

この後Appleからの訴訟取り下げ申請や、原告側の返答があった後、4月頭からカリフォルニアの北地区を担当するEdward J. Davila判事のもと裁判が始まると予想されています。

法律事務所はハードウェアテストの専門家を雇用し、GPUの技術的な問題点を法廷で明らかにする予定があるとも説明しています。全世界のMacBook Pro 2011ユーザーが注目する訴訟がどのような結末を迎えるのか超注目です。

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