ARKit 2.0では、二人で同じ仮想オブジェクトを見ることができる

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Appleは間もなく開催されるWWDC18で「iOS 12」とともに、ARフレームワークARKit 1.5のメジャーバージョンアップ版「ARKit 2.0」を発表すると予想されています。

今回Reutersの報道によると、ARKit 2.0の機能の一つとして、二人のiPhoneユーザーが、同じ拡張現実感体験を共有できる機能が含まれていることがわかりました。

この機能は以前Bloombergが報道した、Appleがマルチプレイヤー対応のARゲーム作成を可能にするための取り組みを行っているという情報に一致するものとなっています。

ARKit 2.0では、二人のユーザーがデータを共有し、個々のデバイスを介して同じ空間内の同じ仮想オブジェクトを見ることができるようになりますが、Appleはこの機能を実現するため、プライバシーに配慮した方法を採用する模様。Googleがクラウドを利用して情報を共有したのに対し、Appleは「phone-to-phone」と呼ばれる方法を採用するそうです。

Apple designed its two-player system to work phone-to-phone in part because of those privacy concerns, one of the people familiar with the matter said. The approach, which has not been previously reported, differs from Google's, which requires scans of a player's environment to be sent to, and stored in, the cloud.

Appleはツープレイヤーのためのシステムを設計する際、プライバシーに関する懸念があるため、「phone-to-phone」への対応を図った。 このアプローチは、プレイヤーの環境データをクラウドに送信し保存する必要があるGoogleの方法とは異なる。

現段階で、AppleのマルチプレイヤーARシステムが実際にどのように機能するか、あるいは三人以上のプレイヤーで動作するかなど詳細は不明ですが、WWDCで発表されると予想されます。

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