Chromeの「閉じたタブを開く」機能が高速に

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Googleのエンジニアが、Google Chromeを初めとするChromiumベースのWebブラウザに実装されている「閉じたタブを開く」機能を高速化するための作業を進めていることが分かりました(gHacks)。

現在のモダンなタブ型ブラウザには、ブラウザで閉じたタブを復元する機能が搭載されています。しかし、閉じたタブを再表示するにはコンテンツの再読み込みが必要なため、復元には時間が必要でした。

このためChromiumの「戻る」「進む」を高速化するために実装された「BackForwardCache」を利用し、「閉じたタブを開く」ボタンを高速化するための取り組みが進められているのです。機能が実装されれば誤ってタブを閉じてしまった場合、瞬時にタブを復元できるようになり、UX的に大きな改善が得られることが期待されます。

Googleのデザインドキュメントには以下のような情報が掲載されています。

We want to make the “Reopen Closed Tab” button instant for very recently closed tabs. We are currently (June 2020) actively working on delivering the BackForwardCache for Chrome. This cache will make back and forward navigation instant. We want to reuse the work being done there to also be able to quickly restore recently closed tabs. The main use case being accidental clicks where the restore happens shortly after the close. We expect to get a big UX win by being able to restore such tabs instantly with their entire state.

2020年6月現在Chrome向けのBackForwardCacheの提供に積極的に取り組んでいて、ここで行った作業を再利用し、「閉じたタブを開く」機能を高速化するための作業を行う予定とのことです。

キャッシュの有効時間は15秒に設定されていて(今後変更される可能性あり)、キャッシュが有効な場合、ほぼ即座に閉じたタブを開き直すことができるようになります。しかしキャッシュが期限切れの場合はこれまで通りの時間が必要となります。同機能は開発版ブラウザに、試験的フラグともに、今後数ヶ月のうちに導入されると予想されています。

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