Huaweiの「HarmonyOS」はただちにAndroidを置き換えられるものではない

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中国のHuaweiは8月9日、Huawei Developer Conference(HDC)で、マイクロカーネルベースの新OS「HarmonyOS」を発表しました。HarmonyOSは同社が、GoogleのAndroidを使えない場合に備え開発が続けられてきた独自OSで、スマートフォンをはじめさまざまなデバイスに搭載できるとされていますが、ただちにAndroidを置き換えることができるわけではないようです(9to5Google)。

実際HuaweiのCEOであるRichard Yu氏は、HarmonyOSがまだモバイル部門のバックアッププランであり続けるとコメントしており、HarmonyOSが実際に搭載される最初のデバイスはスマートフォンではなく「Honor Vision smart TV」というスマートTVになる模様。

またスマートフォン向けのOSは、単体で動作するだけでは不十分で、GoogleのサービスであるYouTubeやGmailが簡単に利用できたり、サードパーティ開発者を引き入れるために、アプリを容易に開発できる環境を構築する必要があります。

とはいえ、もともと米国政府によるHuaweiへの禁輸措置による影響で、Huawei製デバイスに今後Androidが搭載できるかどうか不透明なことから注目を集めているプロジェクトであるため、状況が変わらなければ今後も着々と準備が進められていくことになりそうです。

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