Linux低メモリ環境下でパフォーマンスが非常に悪かった

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Windowsと比較するとLinuxはハードウェア要件が比較的緩い印象があります。

しかし実際は必ずしもそうでもなく、搭載しているメモリ容量が少ないLinuxデスクトップ環境では、メモリ不足が発生するとシステムの応答がなくなり、パフォーマンスが非常に悪くなるとの指摘が行われていることがわかりました(Phoronix)。

開発者Artem S Tashkinovは週末にLinuxカーネルメーリングリストに参加し、カーネルがメモリ不足の圧力を適切に処理できないことに不満を表明しています。同氏は、swapをオフにした4GBのRAMを搭載システムで、Webブラウザーを起動して、新しいWebページ/タブを開いていくと、数分でシステムが応答しなくなると主張しています。

新しいタブを開くときに現在使用可能なRAMよりも多くのRAMが必要になると、システムがストールし、マウスポインターを動かすことができなくなり、ディスクLEDが点滅を始めるとのこと。新しいアプリケーションを実行したり、現在実行中のアプリケーションを閉じたりすることはできなくなり、状況が数分またはそれ以上続くことがあるそうです。

物理的にRAM容量が少ないデバイスでアプリケーションの動作が制限されるのはしかたのない事ですが、システムの応答がなくなるのではなく、何らかの警告が表示されたり、単にアプリが終了したりといった動作が望まれているのかもしれません。

Phoronixは、2018年ごろに提案されたPressure Stall Informationと呼ばれるパッチが、今回の問題解決に役立つ可能性があると指摘しています。

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