Windows 10 May 2020 UpdateでChromeが記憶喪失に?

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Windows 10の最新の機能アップデート「Windows 10 May 2020 Update(Version 2004)」上でChromeを使用しているユーザーが、ブラウザーの同期が停止したり、再起動時にサインアウト状態に戻るといった不具合に遭遇していることが分かりました(9to5Google)。

不具合の具体的な症状はRedditGoogle Chrome Communityで報告されています。ブックマークには影響しませんが、スマホや他のコンピューターと同期する際に使われる、Googleアカウントにバックアップされるデータに影響する模様。PCからCookieが削除されるため、再起動するたびにWebサイトからサインインするよう要求されるようになるそうです。

Techdowsによると、Windows 10 May 2020 Updateで発生するこのChromeの問題は少なくとも4月には認識されバグレポートに登録されています。Googleもこの問題を認識しているようですが現在も調査は続行中となっています。

現在のところ有効な対策は見つかっていませんが、Windows 10 May 2020 Updateをインストールしなければ、不具合を回避することはできます。

なおGoogleのセキュリティ研究者Tavis Ormandy氏は、以下のような回避策を提案しています。

  • Windows 10 Version 2004であることを確認(Win+Rを押し"winver"を実行)。
  • イベントビューアで、[Windowsログ] > [アプリケーションとサービスログ] > [Microsoft] > [Windows] > [Crypto-DPAPI]> [Operational]にエラーが表示されているかどうかを確認。
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  • もしエラーが表示されていた場合以下を実行:
    • 全てのChromeウィンドウを閉じる。
    • Win+Lでロックする。
    • アンロックしてChromeを起動する。

ロックするとdpapisrvマスターキーキャッシュがフラッシュされるので、回避策が機能する場合は問題を絞り込めるとのこと。

GoogleとMicrosoftは現在修正に取り組んでいるそうですが、修正がいつ利用可能になるか現段階では不明です。

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