【Tips】Chrome 67でCPU使用率が異常に高くなる現象を解消する【更新】

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Googleは先日、Chromeの最新安定版「Chrome 67」をリリースしました。

手元の環境でも早速最新版に更新して使用しているのですが、Mac版Chromeを使用していると何故がCPU使用率が異常に高くなってしまう現象が発生することに気がつきました。

一台のMacだけではなく、同じGoogleアカウントで使用している他のMacでも再現するので、Mac個別の環境ではなく、Chromeの設定自体に問題がありそうなのです。

今回はこの現象を解決する方法を説明します。

目次

Chrome拡張機能が原因?

Mac組み込みの「アクティビティモニタ.app」でCPU負荷を確認すると、「Google Chrome Helper」という名前のプロセスが100%近いCPU負荷をかけていることがわかりました。インターネットで検索してみたところ「Google Chrome Helper」はChrome拡張に関係したプロセスのようで、今回の原因は特定のChrome拡張に原因があるのではと思われます。

そこで「その他ツール > 拡張機能」拡張一覧画面を表示し、拡張の有効無効を切り替えて調べてみたところ「EXIF Viewer」と「永久不滅プラス」という拡張をオフにしたところCPU負荷が収まることを確認しました。

Chrome extension

CPU負荷が高まったのはChrome 67に更新した後なので、これら拡張とChrome 67の間で何らかの互換性の問題が発生しているのかもしれません。

まとめ

Chrome 67でCPU使用率が異常に高くなる現象が発生している場合、拡張機能をオフにすると解決する可能性があります。Chrome本体の更新や拡張機能側の更新で状況が変わる可能性がありますが、負荷が高い状態が続く場合、まず拡張一覧画面で全ての拡張をオフにして問題が解決するかどうか確認してみることをお勧めします。

2018/06/01(金)更新: 上記拡張機能を無効にした状態でも、特定のWebサイトを閲覧中にCPU負荷が高くなる場合があることを確認しました。Chromiumのバグレポート「Synchronous XMLHttpRequest causes a tab to consume 100% CPU until it's closed」によると、Chrome本体側の不具合の可能性がありそうです。根本的な解決のためにはChrome側の修正を待つしか無いかもしれません。

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