jrnl.shを使用して一年間開発記録をとり続けた結果

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先日プログラミング能力の改善のために「ログブック」を使用する方法があることをお伝えしました。本日紹介するのはjrnl.shと呼ばれる記録ツールを使用して、開発ジャーナルを記録し続けた開発者のブログ「A Year of Developer Journals with jrnl.sh」です。

ブログの著者Rick Carlino氏は、一年前から開発の記録を取ることを始め、その結果に満足している模様。

理由として、記録を取ることによって、休憩後に作業に戻る負担が減ったことや、以前修正した不具合を覚えておけるようになったこと、観察、予測、テスト結果を記録することでバグが素早く修正できるようになったことをあげています。Trelloのようなプロジェクト管理ツールはチームのためのものであり、個人の記録を取るのには向いていないとも主張しています。

同氏はジャーナルに、以下のような内容を記述しています。

2017-09-21 11:38

PROBLEM:
    Messages do not arrive in message queue. No messages are visible in the
    message broker admin panel.

HYPOTHESIS:
    The recent update to our auth plugin is stopping messages from arriving,
    and probably not a network or client issue. Disabling the plugin *should*
    allow messages to pass through.

EXPERIMENT:
    Temporarily disabling the auth plugin on my development environment.
    Removing the auth plugin will allow messages to pass through

RESULTS:
    (Logs redacted for clarity)

CONCLUSION:
    The auth plugin (or its configuration) is probably contributing
    to the issue. Network issues are unlikely.

ツールとしてWebやデスクトップアプリ、紙とペンなどさまざまなものを試したそうですが、最終的にターミナルから利用できるシンプルなツールjrnl.shを発見したとのこと。

jrnl.shはUNIX哲学に沿ったコマンドラインツールで、ログはデフォルトでは~/jrnl.txtにテキストファイル形式で蓄えられます。
以下のような基本コマンドによって使用できます。

  • インストール: pip install jrnl
  • エントリー追加: jrnl
  • エントリーを読む: jrnl -n 10

ノートアプリは多数存在しますが、OneNoteやEvernoteといった大がかりなノートは、ノートの構造が複雑でデータが再利用しづらい傾向があるように思えます。jrnl.shはテキストファイルを採用しているため、その点の心配はなさそうです。

この記事に対してHacker Newsでは、重要なのはツールではなく実践することだとか、Mac用の人気ノートアプリQuiverを使っているといったさまざまなコメントが書き込まれています。

jrnl.shに限定されることではないかもしれませんが、何らかのツールを使用して日々の記録をつけていくことは、開発者にとって有用な資産になるとはいえそうです。

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