OrigamiSimulator - 折り紙をブラウザ上でシミュレートできるWebアプリ

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日本人なら誰もが一度は「折り紙」で「鶴」や「かぶと」を作ってみた経験があるかもしれません。

本日紹介する「OrigamiSimulator」は、この折り紙をブラウザ上でシミュレートすることができる、開発者Amanda Ghassaei氏によって作成されたオープンソースソフトです。

段階を踏んで紙を折っていく手順を再現するものではなく、全ての折り目を一度に折り込み最終的なカタチを作り上げる、おもしろいアイデアが取り入れられています。

以下具体的な使用方法を説明します。

目次

OrigamiSimulatorで折り鶴を確認

OrigamiSimulatorの初期状態では見たこともないような複雑な形状の折り紙(?)が表示されているので、サンプルを利用しましょう。

OrigamiSimulatorのトップの「Examples」メニューから「Origami > Flapping Bird」を選べばおなじみの折り鶴が選べます。

Usage1

▲画面右上にある「Fold Percent」のスライダーが折り込み度を表しています。0%だと平らな紙の状態で、100%が完全に折り込まれた状態ということになります。

Usage2

▲「Fold Percent」を60%ぐらいに増やすと、おなじみの鶴の姿が現れました。

Usage3

▲左側のパネルで見た目の調節も可能です。例えば「Mesh Material」を標準の「Colored Material」から「Strain Visualization」に変更すると、上のような見た目に変わります。Strain Visualizationは紙の表面にかかる力を表現するものとなっているそうです。

Strain

シミュレーターには独自のデータをSVGまたはFOLDフォーマットによってインポートすること可能です。インポートできるデータに関する詳細は「File > File Import Tips」で確認できます。

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▲山折り部分を「赤」、谷折り部分を「青」、境界を「黒」とすれば良いようです。

まとめ

OrigamiSimulatorを利用すれば、折り紙の構造がどのようになっているのか、Webブラウザで簡単に確認できます。折る順番は確認できないかわりに、構造的な部分で新しい発見がありそうです。折り紙好きの方は試してみてはいかがでしょうか。

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