Microsoft、Windows 10のネットワーク接続やスタートメニューのタイルの不具合を認める

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Windows 10 logo

Microsoftが先日公開したWindows 10 Version 2004/20H2用のプレビュー版の更新プログラムKB4580364で、長い間ユーザーを悩ませていた2つの不具合が修正されていることがわかりました(Windows Latest)。

一つ目はネットワークに関する不具合で、Microsoft Storeアプリを起動したり、VPN接続を有効にすると、インターネット接続が正常に動作しなくなるというものです。Windows 10 Version 2004や5月に公開された累積アップデートで導入されたものとみられ、SpotifyやOffice、Microsoft Storeなどの重要なアプリが接続できなくなるという問題が報告されていました。VPNやプロキシに関連しており、ネットワーク接続状態表示(NCSI)が壊れたという報告もありました。

これら不具合を全て解決するものかどうかは分かりませんが、KB4580364では、認証ダイアログボックスが誤って資格情報を要求し、ネットーワークの障害が発生するという、VPN接続の問題が解決したと説明されています。

Addresses an issue with virtual private network (VPN) connections that use Secured Password (EAP-MSCHAP v2) for authentication and have enabled the “Automatically use my Windows logon user name and password” property. When you connect to this type of VPN, an authentication dialog box incorrectly prompts for your credentials.

またWindows 10でスタートメニューのタイルが正常に表示されなくなるという問題に関しても、Windows 10のプレビュービルドでは9月の段階で修正されていることがわかります。

We fixed an issue that could result in Start menu tiles continuing to display an “app update in progress” progress bar after an app had already finished updating.

タイルがグレーアウトして「アプリ更新中」のプログレスバーが表示されるという不具合が、9月11日に公開されたWindows 10 Insider Preview Build 20211で修正されていたのです。

Microsoftは他にも、スリープモードが意図した通りに動作しない問題や、「Reset this PC」が失敗する問題などを認識しており、今後の更新プログラムで修正される事が予想されます。

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