【要注意】アンチウイルスソフト無しのWindows 7で更新プログラムがインストールされない問題が発生

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Myceのレポートによると、アンチウイルスソフトをインストールしていないWindows 7 PCで、1月、2月の月例更新プログラムを受け取ることができない問題が発生しているようです(gHacks)。原因は、Microsoftがウイルスソフトベンダーに対し、Windows 7環境で特定のレジストリキー設定するよう要求したことにあるとのこと。

もともとMicrosoftが1月にリリースしたSpectreおよびMeltdownパッチは、一部のアンチウイルスソフトと互換性の問題を発生させる可能性があり、レジストリキーが設定されていない環境では、その後の更新プログラムが配信されないようになっていました。

Windows 7のデフォルト環境ではアンチウイルスソフトがインストールされていないため、結果としてレジストリが設定されず、2017年末より後に公開された更新プログラムを受け取ることができない状態になってしまうようです。

Windows 7にはDefenderと呼ばれるセキュリティ対策ツールが組み込まれていますが、Windows 8やWindows 10に組み込まれているWindows Defenderとは異なり機能は限定的で、広告やスパイウェア対策だけを行うため、レジストリキーが設定されません。Microsoft Security Essentialsやその他適切なアンチウィルスを利用している場合は、レジストリキーが自動的に設定されているはずです。

問題の解決方法

Windows 7ユーザーは、MSEを含めた対応済みアンチウイルスソフトをインストールするか、以下の手順でレジストリキーを手動で設定することでこの問題を回避することができます。

  • regedit.exeを起動
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\QualityCompat
    に移動
  • QualityCompatを右クリックし「cadca5fe-87d3-4b96-b7fb-a231484277cc」という名前のDWORD(32ビット)を追加
  • 値を0に設定する

もしくはダブルクリックで実行できるWindows7AntivirusRegKey.zipを準備しました。こちらをダウンロードして実行しても結果は同じです。

実行後再度Windows Updateを実行します。

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▲Windows Updateが止まっていた環境では新しい更新プログラムが見つかります。

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▲2018年2月に公開された月例更新(マンスリー品質ロールアップ)が含まれています。

アンチウイルスソフトをインストールされていないWindows 7で更新プログラムが配信されないのは、Microsoftが意図していない動作のような気がします。いずれは修正される可能性がありますが、それまではこの方法で凌ぐことができます。

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