Windows 10 Insider Preview Build 18917 (20H1)がリリース - 期待の「WSL 2」がついに追加

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Microsoftは本日、Windows 10の最新プレビュービルド「Windows 10 Insider Preview Build 18917 (20H1)」をリリースしました(Windows Blog)。

公開されたプレビュー版は、来年の春に公開予定のWindows 10の大型アップデート「20H1」の開発版ビルドです。Windows Insiders Programの更新オプションでFastリングを選択しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。

なお開発の初期段階では不具合が発生する可能性が高いため、安定性を求めるユーザーに対してはSlow/Release Previewリングの選択が推奨されています。Windows Insider Programのリングごとのビルドの提供状況はFlight Hubで確認可能です。

目次

Build 18917の新機能

Build 18917の新機能は以下の通りです。

配信の最適化のための新しいダウンロード制限オプション: 「配信の最適化」に帯域幅を絶対値として指定できる新しいオプションが追加された。フォアグラウンドダウンロード、バックグラウンドダウンロードに対して個別に設定可能。以前からグループポリシーやMDMポリシーを使用する事はできたが、今回のビルドから、設定ページ経由で利用できるようになった(設定 > 更新とセキュリティ > 配信の最適化 > 詳細オプション)。

Advanced option

ナレーターの改良: データテーブルの読み上げの改良。

Windows Subsystem for Linux 2: Build 2019でアナウンスされたWSL 2が利用可能となった。Windows上でELF64 Linuxバイナリを実行するための新しいアーキテクチャで、本物のLinuxカーネルを使用する。WSL 1と同じ使い勝手で、高速なファイルシステムパフォーマンスと完全なシステムコール互換性を提供する。Dockerのようなこれまで動かなかったソフトウェアも動かすことができる。

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Windows Ink Workspaceの更新: Windows Ink Workspaceが更新され、一部のインサイダーに公開され始めた。画面の占有面積を減らすことができるようになり、ホワイトボードアプリへの直接リンクも追加。

Windows ink

公式ブログにはその他の修正点や既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。

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